
産学連携セミナー「第68回寺子屋せんだい実施報告」
コンテナ炭焼き窯による瓦礫木材の炭化処理
◆日 時:平成24年1月17日(火) 18時00分〜20時30分
◆場 所:財団法人仙台市産業振興事業団 7階会議室
◆講 師:放送大学宮城学習センター 客員教授 高橋 礼二郎 氏

今回の寺子屋せんだいは「コンテナ炭焼き窯による瓦礫木材の炭化処理」というテーマで実施し、高橋礼二郎先生より、東日本大震災で大量に発生した瓦礫木材は単に焼却するのではなく、炭化再生利用すべきである、とのご説明いただきました。
・従来または現在の炭焼き法では、窯入口における前焚きは高炉羽口先の燃焼と同一であって、空気中の酸素は全てそこで消費されてしまう。そのため、木材有機物の熱分解によって窯内で発生する可燃性ガスが有効に利用されないという問題があった。
・高橋先生たちは、この可熱性ガスを熱源として積極的に利用する画期的な新炭焼法を開発しました。画期的の意味は、前焚きを必要としないこと、炭化(作業)時間の大幅短縮、高品質木炭の製造が可能であることなどです。そして、この原理を廃棄貨物用コンテナを改造して作った炭焼き窯に適用し、実証試験に成功したことを話しました。
コンテナ窯にするコンセプトは、@大量の瓦礫処理が可能、A移動式の窯により沿岸各地の瓦礫処理ができる、B輸送コストを低減する、C炭の火力発電、土壌改良、環境浄化などへの利用、D各自治体での雇用拡大、などです。
講演終了後に実施した交流会では、講師とご参加いただいた地域企業の皆様と和やかな雰囲気の中で情報交換をしていただきました。
今後も寺子屋せんだいでは様々なテーマを設定して実施して参りますので、ぜひご参加ください。

図:コンテナ窯からの炭出し作業
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