仙台空港に東北の「よいもの」そろってます!
【終了】

\にぎわってるよ!!/

仙台国際空港では、4月3日まで「東北新おみやげフェア」を開催中です。

これは、昨年行われた「第8回 新東北みやげコンテスト」で受賞した商品を中心に、東北の「よいもの」を集めたイベント。

「新東北みやげコンテスト」で毎年、仙台国際空港が審査員を務めている縁からこのイベントが実現しました。

仙台国際空港株式会社 施設営業部の木村昭仁さんは「弊社を毎年コンテストの審査員として呼んでいただいているので、いい商品があるのは知っていました。仙台国際空港は『東北から世界の空へ』をテーマとしていますので、常々東北のよいものをPRしたいと考えていたんです。でも、私たちだけの力で東北のよいものを集めるのはなかなか難しい。そこで、コンテストで受賞したものを中心に商品を集めてみようと企画しました」と話します。


木村さんの個人的なお気に入りは「へそピ」こと、「シードル香るへそだいこんのピクルス」(株式会社Ikizen)

丸森町の特産品である「へそ大根」を秋保ワイナリーのシードルを用いてピクルスに仕上げた一品で、木村さんは「へそ大根というと煮物のイメージが強かったのですが、ピクルスにしても本当においしいですね。ワインにもぴったりだと思います」と教えてくれました。

3月16日に福島県沖で起こった地震の影響で東北新幹線が不通となる中、日本航空と全日空が仙台~羽田の臨時便を飛ばしていることから、仙台国際空港は大変な賑わいを見せています。

「東北新お土産フェア」は、毎日11:00~17:00。

仙台国際空港2階出発ロビーにて、みなさまのお越しをお待ちしております!

新 東北みやげコンテストとは

新 東北みやげコンテストについて

公益財団法人仙台市産業振興事業団
経営支援部 経営支援課 担当:西槇
TEL 022-724-1122 FAX 022-715-8205
E-mail keieishien@siip.city.sendai.jp
URL https://www.siip.city.sendai.jp/online_expo/

WP

令和3年度に誕生した5つの地域産品
新商品/サービス開発支援事業のご報告

新しい地域産品の開発・改良を応援したい

そんな思いから、暮らす仙台を運営する仙台市産業振興事業団では、令和3年度に「新商品/サービス開発支援」事業を実施しました。本事業団所属の専門家と外部専門家でチームを編成し、総合的に開発などを支援した5つの地域産品をご紹介します。

【所属専門家】

◆大志田 典明:マーケティングプロデューサー

◆笠間 建:マーケッター

◆川島 洋子:フードコーディネーター

◆渡邉 樹恵子:デザイナー

◆工藤 拓也:コピーライター

【外部専門家】

◇有限会社スマッシュ:パッケージデザイン・製作

◇黒田 誠:グラフィックデザイナー

◇小林 知博:グラフィックデザイナー

◇秋定 麻紀:ブランディングディレクター

【商品紹介】


AKIU Style/株式会社グリーディー


鯛あんモナカ/株式会社鯛きち


ホウラク生キムチ/炭火焼ホルモン豊楽


ほやの本気/株式会社三陸オーシャン


みやピ・シードル香る宮城のピクルス/株式会社Ikizen

各商品のプロセスについて詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。

本事業は、令和4年度も継続予定です。詳細が決まり次第、暮らす仙台でもお知らせ予定ですので、興味のある方はチェックをお忘れなく!

新商品/サービス開発支援
シードル香る宮城のピクルス

支援事例│みやピ・シードル香る宮城のピクルス(株式会社Ikizen)

マーケッターやデザイナーなど、多様な分野の専門家による伴走型チーム支援「新商品/サービス開発支援」。令和3年度に「みやピ・シードル香る宮城のピクルス」を開発された株式会社Ikizenの齋藤由布子さんに、プロジェクトを振り返っていただきました。

※記事の最後に、令和4年度の募集についてお知らせがございます。

みやピ・シードル香る宮城のピクルス

【支援体制】

開発ディレクション:笠間建BDD
(マーケッター)

ネーミング・リーフレット制作:工藤拓也BDD
(コピーライター)

デザイン(ラベル、リーフレット):黒田誠
(外部専門家)

│どんな商品?

宮城県産素材をメイン食材とし、ピクルス液にも県産シールドを使ったピクルスです。

│こだわりや特徴は?

宮城県産であること、見た目のインパクトですね。丸森町のへそ大根やわらびなど、ピクルスの食材としての珍しさはもちろん、パッと見のインパクトを強くするためにはカットや瓶への詰め方も工夫しています。ピクルス液に使っているシードルは、仙台市内の「秋保ワイナリー」さんのもので、味付けも食材ごとに変えています。

│エントリー・開発の経緯は?

もともと管理栄養士として病院に勤めていたんですが、健康のために毎日の食事に酢のものを取り入れてほしいという思いがずっとありました。その後、6次産業化の支援に携わるようになり、宮城にはいい食材がたくさんあることを知り、「宮城の食材でピクルスをつくったらおもしろそう」と思うようになったんです。

│開発プロセスは?

プロジェクト開始の2年ほど前から何度か試作を行い、メイン食材の大体の候補と、ワインビネガーを使うことは決めていました。プロジェクト開始後は、競合商品のリサーチ、ターゲットの絞り込み、商品コンセプトの検討を行いながら、試作→試食を繰り返し味を決めていきました。その後は、ネーミング、瓶の選定、パッケージラベルデザイン、リーフレット制作という流れでした。

│一番大変だったことは?

大変だったというか、今でも課題なんですが、一気につくれる生産体制ではないこと、原価が高いことは悩ましいですよね。

│支援を受けてよかった・大きく前進したポイントは?

ネーミングやパッケージラベルデザインは、自力ではなかなか難しい部分なので、支援いただいてよかったと思っています。ネーミングは、どこに出しても「おもしろいね」「かわいいね」と言っていただけますし、瓶の形状に合わせて2面に展開するラベルのデザインも気に入ってます。

│完成から現在までの動きは?

10月上旬に発売して、ドーンと売れたということはありませんでしたが、新東北みやげコンテストで賞をいただけたこともあり、全国各地からお問い合わせいただいたり、リピートしてくださる方がいらっしゃったり、好調なスタートが切れました。12月には、冬野菜を使った4種目目「ふゆピ」も発売することができました。

│今後の展望は?

1つは、ラインナップの拡充です。まだまだピクルスにしたい食材があり、時間を見つけては試作を重ねています。もう1つは、製造体制の整備ですね。製造委託先のご都合もあり、現状一気に大量にはつくれないんですが、今後品質は維持しながら大口のご注文にも対応できるよう、ブラッシュアップしていきたいと考えています。

株式会社Ikizen

公式オンラインストア
https://lovinmart.stores.jp/

〒980-0023
宮城県仙台市青葉区北目町4-7HSGビル3階
tei. 022-226-8748
mail info@ikizen.com

新商品/新サービス開発支援商品

新商品/サービス開発支援
ほやの本気

支援事例│ほやの本気・ばっけ味噌ほや、しぐれ煮ほや
(株式会社三陸オーシャン)

マーケッターやデザイナーなど、多様な分野の専門家による伴走型チーム支援「新商品/サービス開発支援」。令和3年度に「ほやの本気・ばっけ味噌ほや、しぐれ煮ほや」を開発された株式会社三陸オーシャンの木村達男代表取締役に、プロジェクトを振り返っていただきました。

※記事の最後に、令和4年度の募集についてのお知らせがございます。

ほやの本気・ばっけ味噌ほや、しぐれ煮ほや

【支援体制】

開発ディレクション:大志田典明BDD
(マーケティングプロデューサー)

ネーミング・リーフレット制作:工藤拓也BDD
(コピーライター)

デザイン・製作(パッケージ、リーフレット):有限会社スマッシュ
(外部専門家)

│どんな商品?

三陸産のほやを、ふき味噌で和えた「ばっけ味噌ほや」と、醤油ベースのタレで甘辛く煮た「しぐれ煮ほや」です。

│こだわりや特徴は?

一番のこだわりは、ほやの品質です。水揚げしてすぐに当社独自の方法で加工しているため、独特の臭みはありません。添加物も入れていませんから、ほや本来のおいしさを楽しんでいただけます。

│エントリー・開発の経緯は?

以前から、持ち歩き時間を気にせず買っていただける常温商品がつくれないかと考えていて、新商品/サービス開発支援のことを知り開発を決めました。これまでつくってきたほや加工品は冷蔵・冷凍商品が多く、それだけで購入をためらう方も結構いらっしゃるんです。ほやの本気を通じて、たくさんの方にほやのおいしさを知っていただければ嬉しいですね。

│開発プロセスは?

商品コンセプトを検討し、これら以外に2つ、計4つの味つけのものを試作するところからスタートしました。その後、ネーミング、パッケージ・リーフレットデザインという流れで進んでいたんですが、想定していた瓶詰めでは無添加・常温という条件をクリアすることができず、レトルトに切り替えなければならなくなりました。パッケージとリーフレットに関しては、ほぼ完成という状態からのやり直しになってしまいましたが、快くご対応いただきとてもいいものが出来上がりました。

│一番大変だったことは?

瓶詰めで希望の仕様を実現することが難しいとわかったときは、大変というかショックでしたね。諦めずに実現できる方法を模索し、軌道修正後も専門家の方々にしっかりフォローいただけて、本当に感謝しています。

│支援を受けてよかった・大きく前進したポイントは?

いろいろありますが、特にパッケージデザインですね。他社商品含め、これまで見てきたほや商品とは一線を画す素晴らしいデザインに仕上げていただきました。ほやに興味がなかった方、敬遠していた方にも手に取っていただけると確信しています。

│完成から現在までの動きは?

4月発売を目指し、現在調整中です。

│今後の展望は?

まずはしっかりこの2商品を宣伝し売っていくこと。試作を進めていた残り2商品も近いうちに商品化し、ほや好きはもちろん、ほやに苦手意識がある方にも食べていただき、ほや好きを増やしていきたいと考えています。

株式会社三陸オーシャン

公式オンラインショップ
https://www.sanriku-hoya.com/

※2022年4月発売予定

〒981-3222
宮城県仙台市泉区住吉台東1丁目7-16
tel. 090-7930-7302 fax. 022-376-0640

新商品/新サービス開発支援商品

新商品/サービス開発支援
ホウラク生キムチ

支援事例│ホウラク生キムチ(炭火焼肉ホルモン豊楽)

マーケッターやデザイナーなど、多様な分野の専門家による伴走型チーム支援「新商品/サービス開発支援」。令和3年度に「ホウラク生キムチ」を開発された炭火焼ホルモン豊楽の古舘拓也代表に、プロジェクトを振り返っていただきました。

※記事の最後に、令和4年度の募集についてのお知らせがございます。

【支援体制】

開発ディレクション:川島洋子BDD
(フードコーディネーター、野菜ソムリエ)

マーケティング戦略設計:笠間建BDD
(マーケッター)

リーフレット制作:工藤拓也BDD
(コピーライター)

デザイン(パッケージ、販促ツール):小林知博
(外部専門家)

│どんな商品?

韓国の伝統製法を用いながら、日本人好みに味付けをした手づくりキムチです。

│こだわりや特徴は?

漬かり具合ですね。キムチは発酵食品なので、時間の経過とともに発酵が進み味も変化していきます。私自身もそうですが、日本は酸味の強いキムチが苦手な方が多い印象で。酸味は控えめで、旨みはしっかり感じられる漬かり具合が最大の特徴です。

│エントリー・開発の経緯は?

もともとは、当店のサイドメニューとしてお出ししていたキムチなんですが、ご要望を多数いただくようになりテイクアウトでの販売も始めました。継続して購入してくださるお客さまも増えてきたので、テイクアウト商品としてきちんと開発したいと思い、パッと見でキムチに見えないようなデザインなど、おいしいだけじゃなくおもしろい商品にするために専門家の方の力をお借りしたいと考えてエントリーしました。

│開発プロセスは?

製法やレシピは完成していたので、まずは訴求バリューの検討とターゲティングを行いました。それに基づき、リーフレットやパッケージの制作を進めながら、分量や価格設定を検討していきました。

│一番大変だったことは?

パッケージを決めるのには、時間がかかりましたね。味はもちろんですが、同じくらいパッケージデザインにはこだわりたかったので、細かく何度も調整いただきました。専門家のみなさん、特にデザイナーの小林さんには丁寧にご対応いただき、とてもいいパッケージに仕上げることができました。本当に感謝しています。

│支援を受けてよかった・大きく前進したポイントは?

1つは、今お話した通りパッケージデザインの部分。もう1つは、流通商品を開発・販売する上で知らなければならないさまざまなノウハウを得られたことですね。自分たちだけでは到底完成させることはできなかったと思います。

│完成から現在までの動きは?

12月から店舗での販売を開始したんですが、今までテイクアウトを利用されていなかった方も手に取ってくださるようになりました。

│今後の展望は?

店舗での販売は継続しながら、域外の方にも買っていただけるようにECサイトの準備を急ぎ進めています。本業である焼肉店ともうまく連携させながら、ファンを増やしていけたらと思っています。

炭火焼肉ホルモン豊楽

〒984-0826
宮城県仙台市若林区若林6丁目3-1
tel. 022-352-9294

新商品/新サービス開発支援商品

新商品/サービス開発支援
鯛あんモナカ

支援事例│鯛あんモナカ(株式会社鯛きち)

マーケッターやデザイナーなど、多様な分野の専門家による伴走型チーム支援「新商品/サービス開発支援」。令和3年度に「鯛あんモナカ」を開発された株式会社鯛きちの中津陽子専務に、プロジェクトを振り返っていただきました。

※記事の最後に、令和4年度の募集についてのお知らせがございます。


鯛あんモナカ

【支援体制】

開発ディレクション:渡邉樹恵子BDD
(グラフィックデザイナー)

レシピ開発サポ-ト:川島洋子BDD
(フードコーディネーター、野菜ソムリエ)

リーフレット製作:工藤拓也BDD
(コピーライター)

デザイン・製作:有限会社スマッシュ
(外部専門家)

│どんな商品?

鯛の形をした、手詰めのモナカです。おぐら・ずんだ・仙台みその3種の味がセットになっています。

│こだわりや特徴は?

原料選びには、徹底的にこだわりました。小倉あんに使っている小豆は、十勝の契約農家さんが育てた「きたろまん」100%です。また、モナカの皮に使うもち米「ミヤコガネ」、ずんだあんの「秘伝豆」、仙台みそあんの「仙台味噌」、すべてのあんの隠し味である「藻塩」などは、すべて宮城県産です。もちろん品質が第一ですが、宮城県の商品として可能な限り地元産の原料を選んでいます。

│エントリー・開発の経緯は?

アツアツのたい焼きを食べていただけない方にも、私たちの商品をお届けしたい。そんな、たい焼き屋としてもう1歩前進したいという気持ちが、そもそものきっかけです。

│開発プロセスは?

プロジェクトがスタートした時点では施策も行えておらず、味のラインナップも決めきれていませんでした。ずんだはもともと考えていた味でしたが、仙台みそは専門家のみなさんと話し合いながら商品の方向性を決めていく中で出てきたアイディアです。

│一番大変だったことは?

あんの開発ですよね。たい焼きのあんをベースにしつつ、保存性を高めたり、モナカ用にさまざまな面でカスタマイズが必要で。レシピの考案という技術的な面はもちろんですが、たい焼きあんで実現できていたことが実現できなくなったり、こだわりたい気持ちと折り合いをつけるという点でも大変でした。

│支援を受けてよかった・大きく前進したポイントは?

商品自体の開発におけるレシピのアドバイス、原料を提供いただく生産者さんのご紹介、パッケージやプロモーションツール制作の支援が、特に大きな力になりました。パッケージの印刷に立ち会わせていただき、現地で色味を決めることができたおかげで、パッケージも納得の仕上がりです。

│完成から現在までの動きは?

一般発売はまだ(2022年4月予定)なんですが、展示会に出展したくさんの企業様からお声がけいただくことができました。お取引につなげられるよう、ご要望にもお応えしながらブラッシュアップを続けていきたいです。

│今後の展望は?

まずは一般発売に向けて、最後の仕上げをきっちり行うこと。将来的には宮城県を代表するお菓子として、海外展開などもできるといいなと思っています。

株式会社鯛きち

公式オンラインストア
https://taikichi-sendai.stores.jp/
※2022年4月発売予定

〒980-0021
宮城県仙台市青葉区中央二丁目1番30号 須田ビル4F
tei. 022-722-2155 fax. 022-722-2150

新商品/新サービス開発支援商品

新商品/サービス開発支援
AKIU Style

支援事例│AKIU Style(株式会社グリーディー)

マーケッターやデザイナーなど、多様な分野の専門家による伴走型チーム支援「新商品/サービス開発支援」。令和3年度に「AKIU Style」を開発された株式会社グリーディーの浜出理加代表に、プロジェクトを振り返っていただきました。

※記事の最後に、令和4年度の募集についてのお知らせがございます。


AKIU Style

【支援体制】

開発ディレクション:大志田典明BDD
(マーケティングプロデューサー)

デザインアドバイス:渡邉樹恵子BDD
(デザイナー)

ブランディングディレクター:秋定麻紀
(外部専門家)

│どんな商品?

これまで毎年数トン破棄されてきた、剪定後の葡萄のツルを香り拡散させるディフューザーのとしてアップサイクルした天然のルームフレグランスです。

│こだわりや特徴は?

「地域資源」「サスティナビリティ」の2つがこの商品の大きなテーマです。同じ仙台市内にある秋保ワイナリーで廃棄され続けてきたツルを使うことは、資源の利活用だけでなく、雇用創出や経済活性化など地域にとってさまざまなメリットを生み出します。また、ワイナリーのある秋保の自然をイメージしたオリジナルの香りをデザインし、仙台市内を流れる広瀬川の砂を使った「仙台ガラス」をラインナップに組み込むことで、地域の魅力を深く感じていただける商品に仕上げることができました。

│エントリー・開発の経緯は?

商品自体の構想は2019年頃からあったんですが、葡萄のツルの剪定が年に1度で入手が難しいこともあり、エントリー段階ではざっくりとしたプロトタイプをつくることしかできていませんでした。どのように商品価値を上げ、魅力を伝えていけばいいのか模索しているときに、新商品/サービス開発支援のことを知りエントリーを決めました。

│開発プロセスは?

本商品は、derikaという自社ブランドの商品なんですが、まずはブランドの位置づけを明確にするための言語化→戦略立案を行い、それに基づき商品のラインナップを体系化しました。その上で、枝の剪定方法のブラッシュアップやベース(器)の選定、香りのデザインなどを行いました。

│一番大変だったことは?

ベースの選定が一番大変でした。当初、ベースもワインボトルをアップサイクルして使うことを考えていて、商品価値を上げるためにはそこから脱却する必要があったんですが、価格が大幅に上がることもありなかなか決心がつきませんでした。

│支援を受けてよかった・大きく前進したポイントは?

同じ話になってしまいますが、ベース選定の部分ですね。最も高価格な商品に仙台ガラスを使うという決心がついたのは、ブランド全体としてどうあるべきかというコンセプトについて的確にご指導いただいたおかげです。

│完成から現在までの動きは?

12月からクラウドファンディングサイトで第1弾の予約をスタートし、3ヶ月ほどで目標金額を大きく上回る374%のご予約をいただくことができました。展示会やメディア向けの発表会、ギフトショー出展など精力的にプロモーションに取り組んだこともあり、首都圏のバイヤーさんからもお問い合わせがありました。

│今後の展望は?

葡萄のツルは、剪定後そのまま商品に使えるわけではなく、乾燥させたりカットしたりさまざまな作業が必要なんですが、協力を申し出てくれる方々が少しずつ集まってきていて。ご協力いただくことで地域経済に貢献しながら、まずは認知度向上のため積極的にプロモーションに取り組み、少しずつでも着実に事業を成長させていきたいです。

株式会社グリーディー

公式オンラインストア
https://greedyweb.thebase.in/

〒980-0821
宮城県仙台市青葉区春日町9-15 THE6
tel. 050-3699-5595

新商品/新サービス開発支援商品

Takeru&Ryunosuke
ペーパークリップ

佐藤健と神木隆之介がクリップに!?

現在、「仙台PARCO SPACE6」で俳優の佐藤健さんと神木隆之介さんの書籍『みやぎから、』(NHK出版)の出版を記念して、写真展「みやぎから、、」が開催されています。

この本は、東日本大震災から10年を迎えた2021年の夏に、佐藤さんと神木さんが宮城の地を訪れたフォトエッセイブック。震災後のボランティアで宮城を訪れていたというおふたりが、忘れてはいけない記憶をたどりながら、人々の前を向く強さにふれた、旅の記録です。

この写真展でしか買えないスペシャルグッズも多数で、なかでも「Takeru&Ryunosuke ペーパークリップ」に大注目!

この商品は、「暮らす仙台」でもおなじみの「こけしクリップ」や「マッチ箱マガジン」を手掛けた佐々木印刷所と、「東北スタンダードマーケット」を運営する株式会社金入のコラボで誕生した商品なのです。

佐藤健さんと神木隆之介さんを模した可愛らしいクリップは、目に飛び込んでくるだけで笑顔になっちゃいそう。

写真展は3月21日までの開催で、残り1週間。

ぜひ足を運んで、おふたりの写真を楽しみつつ、クリップをゲットしてくださいね!

ほかにも、可愛いこけしクリップと
マッチ箱マガジンがありますよ!

  • ご当地こけしクリップ
    ご当地こけしクリップは、1928年創業の印刷会社「株式会社佐々木印刷所」のオリジナル商品です。東日本大震災後、「印刷物で復興の役に立ちたい」という想いからオリジナル商品の製作をスタートさせました。
  • マムアンマッチ箱クリップ
    仙台メディアテーク内にある「KANEIRI museum Shop6(ろく)」が、オープン10周年を記念してタイの漫画家ウィスト・ポンニミットさん(通称 タムくん)の人気キャラクター「マムアンちゃん」とコラボレーションした< MAMUANG × TOHOKU >グッズを新発売!
  • マッチ箱マガジン
    「マッチ箱マガジン」は仙台の印刷所が、仙台に縁のある5名のイラストレーターとともにつくった小さなガイドブック。マッチ箱サイズの小さなパッケージの中に、温泉地や沿岸部、仙台のまちなどを紹介するミニガイドと、付箋やマスキングテープなどのおまけが入っています。

暮らす仙台
ECサイトセミナー【終了】

\ECサイトの集客・売上アップを応援!/
『暮らす仙台』ECサイトセミナー

3月2日、「暮らす仙台」掲載企業の皆さんを対象に、「暮らす仙台 ECサイトセミナー」を開催しました。

セミナー講師となったのは、仙台市産業振興事業団においてデジタルマーケティングの専門家としても在籍する、b.mode(ビーモード)株式会社の三浦哲志氏。



ECサイトにおける売り上げアップのためのノウハウを2時間にわたって解説しました。



三浦氏によると、国内ECサイトの市場は2013年に11兆円から2019年には19兆円にまで拡大。2020年のコロナ禍においては微増となりましたが、これは観光部門などのサービス部門が大幅な落ち込みを見せたのに対して、物販部門がその売上高を大幅に伸ばした結果だということでした。

さらに三浦氏は、ECサイトにもさまざまなサービスがあることや、誰に向けてのサービスであるのか、どうしたらお客さまに選んでもらえるようになるのか、SNSの効果的な使い方などを解説。

とても内容の濃い2時間となりました。

参加者からは「まだECサイトを持っていない企業にも、すでに運用を始めている企業にも、どちらにも有用な内容でした」「たくさんの気づきをもらえました」などの感想をいただきました。

参加くださったみなさま、ありがとうございました!