よいみせ│株式会社サムライアロハ ポップアップコーナーin 成田空港

成田空港第2ターミナルにサムライアロハが
期間限定展開だよ!
\長期展開決定!/


成田空港第2ターミナルの出国手続き後エリア「ナリタ5番街」にある「Fa-So-La TAX FREE AKIHABARA アキハバラ+ 」。まるでハリウッド映画の中の“トーキョー”のような雰囲気のポップな店舗に、仙台生まれのアロハシャツブランド「サムライアロハ」のポップアップコーナーが2024年3月末まで展開しています。

※現在もこの場所でサムライアロハに出合えます!


写真:特に欧米のお客さまからの評判が高いそう

このポップアップが実現したのは、東京ビッグサイトで行われた「ファッションEXPO」がきっかけだったといいます。成田空港内の「Fa-So-La」各店で各種免税品や食品・ファッション商材などの販売を手掛ける株式会社NAAリテイリングの営業第一部国内商品第二課の瀧澤貴史さんは「サムライアロハさんは、ファッションEXPOでもひときわ目を引いていました。それで声をかけさせていただいたら、インバウンドでも大変人気だということで。そこから『ぜひ出店されませんか』というお話をさせていただいたのが昨年の10月くらい。旧正月までになんとか間に合い、順調です」と話します。

サムライアロハが展開しているコーナーは、“店舗の顔”的な目立つ場所で、常に話題の商品がポップアップとして展開。サムライアロハの前は、あのメジャーリーガー大谷翔平選手のグッズを販売するコーナーだったそう。瀧澤さんは「ここはタッチポイントになっている場所なので、インバウンドの方に好印象を持ってもらえるもの、写真を撮りたくなるようなものという基準で選んでいます。サムライアロハさんはいろいろな着物のデザインがあって、華やか。ここにはぴったりです」と太鼓判。


写真:サムライアロハ代表の櫻井さん(写真右)と株式会社NAAリテイリングの瀧澤さん(什器左)ほかスタッフのみなさんと

サムライアロハ代表の櫻井鉄矢さんは「お客さまは千差万別で、アジアだとマレーシア、香港、台湾の方が多いのですが、圧倒的に欧米の方に興味を持っていただいています。実は、パーカーはここにあるだけしか残っていなくて、すぐに補充が必要なくらい。僕自身この店舗で接客をさせていただいていて驚いたのが『値段を見ずに買い物をする人の多さ』です。岩沼や名取のお母さんたちが作ってくれたものが、世界に売れていく。しかも、今展開している場所は、世界的に有名なブランドブティックの目の前。こういう場所で、地元のお母さんたちの商品が売れていくのが本当にうれしいんです」と話します。

櫻井さんを取材中、イタリア人男性とベトナム人女性のカップルが来店。何に惹かれて来店したのかを聞くと、男性は「花柄の美しいシャツに目を奪われました。そうしたら、彼(櫻井さん)はこのチラシをくれて。英語の説明を読んだら、すごく素敵なストーリーだなと思ったんです。オンリーワン、日本のすばらしさがここに詰まっていると感じました」と答えてくれました。女性も「本当に素敵ですね。手触りも良くて、一言で言って『ファンタスティック!』ですね」と、チャーミングな笑顔で答えてくれました。


写真:美しい着物の模様がインバウンドのお客さまの目を引きます

櫻井さんは「本当にありがたいことに、驚くほどよく売れているんです。今度は成田空港第1ターミナル、そして羽田空港なんかにも出店したいです」と話してくれました。

サムライアロハのポップアップコーナーは今後も展開していきます!成田空港第2ターミナルを利用して海外旅行に出かけるという方は、ぜひ足を止めてみてはいかがでしょうか。

サムライアロハHP

Fa-So-La SHOPS HP

撮影協力:

スーパーマーケット・トレードショー2024

\今年も出展しました!/



去る2月14、15、16日の3日間、幕張メッセ(千葉市)で行われた「第58回スーパーマーケット・トレードショー2024」。スーパーマーケットを中心とする食品流通業界に最新情報を発信する商談展示会で、全国の小売業をはじめ、卸・商社、中食、外食などから多数のバイヤーが来場。出展者の新たな販路やビジネスチャンスにつながる場として盛り上がりを見せます。
仙台市産業振興事業団はこの日本最大級の展示会にブースを設け、仙台市内6社の出展を後押ししました。
出展したのは、「豊屋」「はたけなか製麺」「veeell」「利休」「かね久」「こだま」の6社です。※
※株式会社表記割愛


豊屋食品工業株式会社


南蛮みそ漬や長なす漬けで知られる「豊屋」は、「菊芋のきんぴら」を出品。収穫期に漬込み、じっくりと乳酸発酵させた菊芋は、シャキシャキとした食感はそのままに、ごま油が香ばしいきんぴら風に漬込んでいます。お茶請けにもご飯のお供にもぴったりの商品で、絶品でした。


はたけなか製麺株式会社


白石温麺といえば!の「はたけなか製麺所」は、「白石温麺」のほか、「おくずがけ」や「ぜいたく茶そば」を出品。彼岸やお盆に食べられる「おくずがけ」は、数種類の野菜や、豆腐、油揚げ、豆麩などをだし汁で煮込み、白石温麺を加えてとろみをつけた宮城の郷土料理。試食で提供し、好評価を得ていました。


株式会社veeell


地域商社として「あまね」ブランドを展開する「veeell」は、わずか1分でゆであがるグルテンフリーの「1分麺」を出品。「1分麺」は、玄米麺、米粉麺、よもぎ麺の3種を展開しています。生麺のようなコシともちもちの食感が特長で、和洋中、どのようなアレンジでもおいしくいただけます。添加物、化学調味料、保存料、合成着色料を使用していないので、安心です。


株式会社利久


牛たんの名店として全国に名を知られる「利休」は、仙台みやげとしても人気の牛たんシチューや牛たんカレーなどの牛たん商品のほか、“牛たんに合うビール”として自社開発したクラフトビールを出品。さすが有名店だけあって、多くのバイヤー、出店者が足を止め、興味津々の様子で商品を手に取っていました。


株式会社かね久


戦後、小麦粉卸売業として創業した「かね久」。現在はパン粉製造販売業のほか牛たん、ふかひれ、コロッケなどを取り扱う地域商社、SDGsをテーマとした自動販売機「東北うまいもの食堂」の設置など、ユニークな事業も行っています。この日もさまざまな商品ラインナップを用意し、なかでもずんだあんやチェダー、クリーム、カマンベールの3種のチーズ、北海道産の男爵イモを使用した「仙台ちーずんだ」は、試食でも大好評。仙台の新名物グルメとしての台頭が期待できそうです。


株式会社こだま


そして仙台の定番おやつ「こだまのどら焼き」で知られる「こだま」は、「餅入りどら焼き」の「ずんだ」「小倉」のほか、大人気の生どら「いちご」「ずんだ餅」「大納言」などを用意。どら焼き複数袋を差し上げる大盤振る舞いで、ブースに立ち寄った人たちは驚きとともにとてもうれしそうな表情だったのが印象的でした。


大盛況のうちに幕を閉じた
「第58回スーパーマーケット・トレードショー2024」。
ここからよいご縁がつながり、全国のみなさんに仙台の「よいもの」が届きますように!

商品の詳細は、「SELECT TOHOKU」でご覧ください。

季節の変わり目、薬膳で快適に

「医食同源」の言葉通り、食べるものが健康に与える影響はとても大きなもの。

特に季節の変わり目は、体調も変わりやすくなるもの。

そこで、この時期、ぜひ食事に取り入れたい食材を漢方臨床指導士・漢方カウンセラーとして活躍する大町桜花枝さんにうかがいました。

「自律神経のバランス調整」の役割のある
【肝】に注目


立春を過ぎて暖かな日も増え、いよいよ春の訪れが近くなりました。

大町さんは「冬眠していた動物たちが動き出し、草木が芽吹くのが春。人も冬の間あらゆる機能が緩やかになっていた状態からようやく活発に動くモードへと切り替わります。緩やかになっていた分、身体は老廃物などで滞りがちに。そんな春は『解毒』と『自律神経のバランス調整』の役割のある【肝】に注目します」と話します。

活発モードへとエンジンがかかると、【肝】の気が高ぶりやすくなるのだそうで、「高ぶりは上へあがる傾向があるためイライラ、目の充血、不眠、花粉症など頭部に症状が出やすく、また血圧の上昇などが現れます。よく怒る表現で『頭にくる』という言葉を使いますがこれは肝の気の上昇が招くイライラの症状を指しているんです。この肝の高ぶりをセーブするためにゆったりと散歩をしたり、アロマやハーブなどを取り入れたり、新鮮な空気をたっぷり呼吸したりすることを心掛けるのがおすすめです」。



【肝】が高ぶるこの季節におすすめの食材をうかがうと、「ニラやもやしなど成長のはやい野菜です。また、肝の気を抑え、血を補う食材であるあさりやほうれん草、小松菜などを積極的に摂りましょう」とのこと。

そこで大町さんおすすめのレシピをうかがうと、「ほうれん草と豆乳のスープ」「ニラともやしのチヂミ」「ニラ玉」を挙げてくださいました。

まずは、ほうれん草と豆乳のスープから。材料は、

・ちぢみほうれん草
・じゃがいも
・豆乳
・コンソメ顆粒



ちぢみほうれん草とじゃがいもをクツクツに煮てミキサーにかけ、ペースト状に。これに豆乳を入れて鍋にかけ、お好みで黒コショウをかければできあがり。色はなかなかパンチがありますが、優しい味で、寒い朝におすすめです。

続いては、「ニラともやしのチヂミ」。材料は、
・ニラ
・もやし
・小麦粉☆
・片栗粉(小麦粉の半量)☆
・鶏がらスープの素(韓国のダシダだとより本格的な味に)
・水☆



☆でチヂミの生地をつくります。もちろん、市販のチヂミの素でもOK。ニラを食べやすい大きさに切ったらもやしと一緒に生地に入れて混ぜ、ごま油をひいたフライパンで焼きます。
タレはしょうゆ、酢、ラー油を入れたオーソドックスなものと、「無添加浜ののりマヨ」を用意。

そして最後は、「ニラ玉」。材料は、
・ニラ
・卵
・塩、コショウ
・オイスターソース

卵を割って塩コショウ、オイスターソースを入れて溶き卵をつくります。ニラを食べやすい大きさに切って溶き卵に入れ、油をひいたフライパンで焼くだけ。仕上げに「無添加浜ののりだれ」をかけて、磯の香のする一品に仕上げます。ビールにもぴったりなので、お休みの日のちょっと遅めのランチにいかが?

どれも簡単にできてしまう一品。
漢方理論を上手に取り入れて、季節の変わり目を快適に過ごしましょう!

合同会社fluir
無添加 浜ののりだれ食べ比べ3種セット

合同会社fluirは、仙台市産業振興事業団が主催する
第10回新東北みやげコンテストの受賞企業です。

最優秀賞 無添加 浜ののりだれ 食べ比べ3種セット



2021年の「新東北みやげコンテスト」でお取り寄せ特別賞を受賞した「浜ののりだれ定番セット」。皇室献上品としても名高い宮城県七ヶ浜の海苔をふんだんに使ったこの商品が、なんと無添加バージョンが発売されました。その名も「無添加 浜ののりだれ 食べ比べ3種セット」です。

「第10回新東北みやげコンテスト」で最優秀賞に輝いたこの商品。
開発を手掛けたのは、七ヶ浜のカフェレストラン「SEA SAW」(合同会社fluir)マネージャーの加藤真子さんです。授賞式の壇上にあがった加藤さんは、喜びの涙を流し「最優秀賞だけを目指して開発しました」と、スピーチ。その姿に会場ではもらい泣きをする人もいたほどでした。


写真:「浜ののりだれ」の製造に追われているため、4月まではカフェの営業は土日祝日のみだそう

授賞式から2カ月後「SEA SAW」を訪ねると、「無添加 浜ののりだれ」の生産に大忙しの中、加藤さんと「SEA SAW」のオーナーで加藤さんの夫である久保田靖明さんが出迎えてくれました。

すでに「新東北みやげコンテスト」で受賞した「浜ののりだれ」を無添加にした理由を尋ねると、加藤さんは「ブラッシュアップしようと思ったのは、販売会などで添加物について聞かれることがあったからです。特に、マカオでの販売会では海外の方たちの健康意識の高さをオーナーが感じたようで、『添加物を抜いて出したい』と言われて」と話してくれました。


写真:マカオでの販売会がきっかけで、無添加の「のりだれ」をつくる決意をしたそう

「私たちがつくる工程では添加物は入れていないのですが、使用しているだし醤油にアミノ酸を使用していたので、表記しなくてはならなかったんですね。それで、そのだし醤油をつくっている蔵元さんに相談して無添加のだし醤油をつくっていただくことにして。アミノ酸を抜いただけでもだいぶ味も変わりました。また、今まではオリーブオイルでつくっていたのですが、油を米油に変更しました。その理由は、オリーブオイルの原価が高いこと、シンプルにご飯のお供として食べるのにはちょっと重かったからです。それに、オリーブオイルは海外のものになってしまうけれど、米油だったら国産のものが使えますから」と、加藤さん。


写真:これまでの「浜ののりだれ」と比べ、「無添加浜ののりだれ」はコンパクトに

「無添加浜ののりだれ」は、これまでの「浜ののりだれ」よりサイズもコンパクトに。
久保田さんは「おみやげに特化していくと、やはり食べたことがない人たちが対象になってくるので、手が伸ばしやすい大きさがいいだろうと考えたからです。1回か2回で使い切る大きさでなおかつ、食べ比べできるようにしました。また、今後アジアでの展開を考えていたので、パッケージデザインにも金の箔押しを採用しました」と。


写真:「無添加浜ののりだれ」を混ぜたパテに「無添加浜ののりマヨ」を合わせてハンバーガーに。海苔の風味がしっかり味わえる和風バーガーに仕上がりました

2年前の「新東北みやげコンテスト」では、お取り寄せ特別賞。
「悔しくて、悔しくて。ただ、私たちもおみやげをつくったことがなかったから、どういうものが評価されるのかわからなくて。味では絶対に負けないいいものをつくっている自負があるので、もしも見た目で損をしているなら絶対改善しようって思ったんですよ」と、久保田さん。
加藤さんも「オーナーは本当に悔しがっていて、『絶対リベンジするぞ!』って(笑)。今回は、最優秀賞だけを目標にしていたので、受賞できたときは本当にうれしかったです」と笑顔で話してくれました。


写真:卵液に「無添加浜ののりだれ」をまぜて卵焼きに。和食の日の一品にどうぞ

最優秀賞を受賞後、NHKの「てれまさむね」、ミヤギテレビの「OH!バンデス」で紹介され、一時は在庫が足りなくなるほどの注文が入ったのだそう。

さらに久保田さんは、あの超人気YouTubeチャンネル「令和の虎」にも出演。これは、起業家や事業者が事業計画をプレゼンテーションし、投資家である審査員の「虎」たちに出資をしてもらう…というリアリティショーで、チャンネル登録者数は110万人を超えます。
久保田さんは「無添加浜ののりだれ」をプレゼンしました。その結末は、YouTubeを見てのお楽しみですが、久保田さんは「この『新東北みやげコンテスト』の最優秀賞をきっかけに、いろいろなことが動いてきて、ありがたい限りです」と。
加藤さんも「七ヶ浜の海苔のおいしさを日本全国の人、世界中の人に知ってもらいたい。七ヶ浜の海苔って本当においしいんですけれど、まだまだ認知度は低いと感じるので、『のりだれ』があることで、七ヶ浜の海苔はおいしいんだよっていうことを伝えたいです」と話します。


写真:シンプルにご飯のおともとして

七ヶ浜で生まれた「浜ののりだれ」は、日本、そしてこれから世界を席巻していくのです。

「浜ののりだれ」の生みの親、加藤真子さんのものがたりは、Yahoo!ニュースでご紹介しています。是非ご覧ください。

七ヶ浜のカフェレストラン「SEA SAW」(合同会社fluir)

所在地 〒985-0811 宮城県宮城郡七ヶ浜町菖蒲田浜長砂20-8
TEL 022-355-9119
URL https://www.seasaw.me/

取材/2024年1月