よいみせ│SAMURAI ALOHA(サムライアロハ)

仙台から世界へ!
唯一無二のSAMURAI ALOHAで夏を彩ろう

仙台のファッションアイコンであるFORUS。その1階に、今年3月24日にオープンしたお店が、「SAMURAI ALOHA」です。



SAMURAI ALOHAは、2018年に仙台で生まれたアロハシャツブランド。
なぜ、仙台でアロハシャツ?と考える人もいるかもしれません。
代表の櫻井鉄矢さんは、大学を卒業後、ブランド品を中心とした古物商・質屋を手掛ける「大黒屋」のフランチャイズオーナーとして、さまざまな古物を扱う中で着物のアップサイクルについて考えるようになったそう。
「日本で眠っている着物は2億着あるといわれています。さらに、大量の着物が廃棄されている現実がありまして、それをどうにかしたいと思っていたんです」。


写真:唯一無二のアロハシャツ。サラリと羽織れて夏のおしゃれに最適

さらに、東日本大震災で地元・岩沼市の保育園が流されてしまったことから「子どもを預ける場所がなく、仕事にいけないお母さんたちがたくさんいて。その状況もどうにかしたいと思っていたんです」と話します。

着物をほぐして反物にし、それを福島の工場でアロハシャツに縫製する_。
ハワイ生まれのアロハシャツも、もともとは日本人が持ち込んだ着物を現地の気候に合わせて半袖シャツに仕立てたのが始まり。SAMURAI ALOHAのアロハシャツは、この本来のつくり方で世に送り出されているのです。


写真:アロハシャツを手にする櫻井さん

櫻井さんがFORUSに店舗を構えることになった理由について聞くと「本当は、東京にお店を出そうと思っていたんです。秋葉原と御徒町の間にAKIOKAというスペース(※)があって、そこに出そうかと考えていたんですが、いかんせん怖くて。躊躇しているうちに、この場所にあったお店が閉店セールをしているのを見かけまして、『もしかしたら空くのかな』と問い合わせてみて。まずは仙台で始めてみよう、とこの場所にオープンしました」とのこと。

※JR東日本が秋葉原駅~御徒町駅間の高架下で運営する商業施設

開店から評判は上々。「実店舗でのお客さまの1/3は外国人です。オンラインショップでは、半分が外国からのお客さまです。海外発送も送料を無料にしているんですよ」と教えてくれました。
現在はアロハシャツだけでなく、Tシャツやパーカー、クッションなども販売しています。


写真:クッションカバーも好評。インテリアのアクセントにいかが?

友人でもある株式会社ライフブリッジの代表、櫻井亮太郎さんのYouTubeチャンネル「Ryotaro’s Japan」に登場し、SAMURAI ALOHAをプロモーションしたときには、「店にあった300着のうち、50着が売れたんですよ」と話します。「Ryotaro’s Japan」は、海外向けに日本のよいもの、ことを発信するチャンネルなので、当然、販売先は海外となりました。

https://www.youtube.com/watch?v=iJjmC_lYnSw

そして2019年、代表の櫻井さんはパリの展示会に商品を持ち込みます。商品の持つストーリー性もあって、SAMURAI ALOHAは大好評。しかし、櫻井さんはそのときにひとつの社会課題に気づくことになります。「パリ中心部には、美術家のアトリエが多数あるのに、日本では美術家自身が販売ノウハウを持たず、美術家が食べていけない現況があるんです。そこで、もともと質屋で美術品のノウハウがある私が何かできないかと考えました。そして、美術家の作品を募って、私たちが作品を販売、採寸、計量、撮影、データ入力、管理、保管、そして売れたら6割を美術家へ支払い、1割を美術家の出身大学へ寄付するというビジネスモデルを構築。東北唯一の美術大である芸工大さんと協力して始めることにしたんです」。

この「美大生アートギャラリー事業」は、日本商工会議所青年部が主催する「第20回ビジネスプランコンテスト」でグランプリを獲得。現在、さまざまな美術大学から協力の申し出があるのだそう。


写真:女性も男性も、SAMURAI ALOHAで夏のおしゃれを楽しみましょう!

眠っている着物たちに新たな命を吹き込みたいと始めたSAMURAI ALOHAは、今や日本の美術家を取り巻く現状課題の解決にまでつながろうとしていました。

そんなエコでサスティナブルなSAMURAI ALOHAで、この夏はおしゃれを楽しんではいかが?

SAMURAI ALOHA

「仙台パン粉食堂」
株式会社かね久

\ウワサの自販機で買ってみたよ!/

仙台市若林区卸町に本社を構える株式会社かね久。本社前に、ユニークな自動販売機を設置しているのをご存じですか?

その中のひとつが「仙台パン粉食堂」。

1945年に現在の一番町で小麦粉卸売業として創業し、同年からパン粉の製造販売を行っているかね久は、ただならぬパン粉へのこだわりがあるのです。

数十種類の生パン粉と乾燥パン粉を取り扱い、粉砕の粒度や配合バランスにより無限大のアレンジを可能にしています。

飲食店や製造業のお客さま、それぞれのオリジナルの生パン粉の相談にも乗っているのです。



そんなこだわりのパン粉を使用した商品が並ぶのが、「仙台パン粉食堂」の自動販売機。

今回、編集部では「大粒かきフライ」を購入して、調理してみました。


どうですか!このプリっプリの身。

濃厚な宮城県産かきのうま味がギューーーっと濃縮された、高級レストランに勝るとも劣らない逸品。これは食卓で重宝しそうです。

宮城のおいしい食材とかね久のおいしいパン粉が作り出す味をぜひ、試してみてはいかがでしょうか?

ところで、生パン粉といえば、乾燥パン粉に比べて保存期間が短く「使いきれない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そんな「揚げ物をするまでではないけれど、生パン粉をどうにか使いきりたい」という方に、アレンジレシピをご紹介します。

まずは、「フライドパン粉」。

こちらは、フライパンで生パン粉を乾煎りするだけの簡単アレンジ。これをパスタにかけて食感のアクセントにしたり、サラダにかけてなんちゃってクルトンにするのもおいしいですよ。

そして、「パン粉のパンケーキ」。

こちらは、パン粉に牛乳を合わせてよく混ぜ合わせ、バターを溶かしたフライパンで焼くだけ。

はちみつやメイプルシロップをかければ、朝食にもおやつにもぴったりの一品ができあがりますよ。

ぜひ、お試しあれ!

株式会社かね久

〒984-0015 仙台市若林区卸町2丁目6-4 Kanekyuビル
TEL 022-353-7697 FAX 022-353-7698
URL https://kanekyu-panko.com/

仙台まるごとデザインマーケット
当日レポート

\デザインマーケットに行ってきたよ!/


写真:初日から大勢のお客さまでにぎわっていました

ゴールデンウイーク初日の4月29日(土)と30日(日)の2日間、仙台市青葉区にある国際センター展示場で「仙台まるごとデザインマーケット」が行われました。

地元仙台はもちろん、日本全国からクリエイターが集結し、2日間合計で400ブースほどが出展。デザイン性にあふれた個性的な作品やサービスが提供され、多くのお客さまがクリエイターとの交流やお買い物を楽しんでいました。


写真:itchのブース。インパクト大のハンガーに、多くのお客さまが足を止めていました

出展者のひとりであるitch(イッチ)は、イラスト制作、デザイン、製版、そして一点一点手刷りによるシルクスクリーン印刷を行い制作するハンドメイドブランド。ブースをのぞくと、かわいらしいイラストのTシャツや小物、そしてインパクト大のイラストハンガーが並べられていました。itchのイラストレーターのDEPARTさんは、このイラストハンガーの制作にあたって、仙台市産業振興事業団の「オーエン-仙台市中小企業応援窓口」を利用しました。


写真:パッケージもユニークなイラストハンガーを手にするDEPARTさん

「チャレンジ補助金の応募にあたって、どんなことをしたらいいのか相談しに行ったんです。Tシャツを作ろうと思っていて、それと組み合わせるハンガーがあったらオリジナルでおもしろいかな…と思いまして」と、DEPARTさん。パッケージの見せ方など、専門家のアドバイスも得ることができたそう。ひとつひとつ手作りで制作するハンガーは、女の子、男の子、ねこ、こけしの4種類。DEPARTさんは「今日のコーディネートはこんな感じ、というようにこのハンガーにお洋服をかけて写真を撮ったりして楽しんでもらえたらうれしいですね」と話してくれました。itchのハンガー、そのほかの商品は、minneBASEで購入が可能です。


写真:仙台弁こけしポップアップストア

そのほか、デザインマーケットには、「仙台弁こけしポップアップストア」や「GuuRe.8(グールハッチィ)」も出展しており、多くのお客さまでにぎわっていました。


写真:GuuRe.8(グールハッチィ)

このイベントを主催した株式会社かえるデザイン舎の遠藤祐輔さんは「クリエイターが自分の作品などを発表できるようなイベントが、仙台にはなかったんですね。東京や名古屋ではこの10倍くらいの規模で行われていて、仙台のクリエイターはそこに行かなくてはいけなかった。逆に僕が東京のイベントに出ると、『仙台にもあれば行ってみたい』というようなことを言われることもあって。コロナ禍を経て、やっと実現することができました。クリエイターを目指す若い人たちが、ここ仙台でも発表の場があるということ。そして、一度外に出ても帰ってくる場所があるということを示したかったんですよね」と話してくれました。


写真:かえるデザイン舎の遠藤さん。仙台のクリエイティブを盛り上げるために奔走しています

第2回の開催も2024年4月に開催が決定しているそう。

仙台のクリエイターのみなさん、そしてものづくりをしているアーティストのみなさんはぜひ出展してみては?

そして今年のデザインマーケットを見逃してしまったという方は、ぜひ遊びに行ってみてくださいね!


写真:会場で大人気だった仙台弁こけし



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磐梯山サービスエリア上り線
「新東北みやげフェア」開催中!【終了しました】

\GWは会津に行こう!/



現在、磐越自動車道「磐梯山サービスエリア上り線」の「東北おみやげゲート」で、「新東北みやげコンテスト」の入賞商品を販売中です。



店舗の運営を行う磐梯リゾート開発株式会社ユニットディレクターの菊池輝彦さんは「ここは、新潟方面から東北に入る最初のサービスエリアで、福島のものを多く扱っています。今回の『新東北みやげコンテスト』の販売会では、福島以外の東北5県から商品をピックアップしました」と話します。

菊池さんのおすすめを伺うと「ブルーインパルスサイダーです。ブルーインパルスは、感染症の中で医療従事者を始め多くの人を勇気づけてくれました。なので、私の“推し”です」と。


人の往来が活発になり、外国人観光客なども増えてきた今日このごろ。「東北おみやげゲート」でも「感染症前に匹敵する売り上げになっています。弊社では宿泊事業も行っていますがそちらは感染症以前、もしくはそれ以上になっています」と、菊池さんは教えてくれました。

きっと、今年のゴールデンウイークは、たくさんの人が旅を楽しむことでしょう。

「会津の昔ながらのよき文化をぜひ体感していただきたいです。このサービスエリアは磐梯山がきれいに見えるので、ぜひここに立ち寄っていただいて、旅先に向かったり、家に帰ったりしてほしいですね」。

福島にお出かけする人も、まだ予定のない人も。ぜひ磐梯山サービスエリア上り線に立ち寄ってみてください。販売会は、5/31ころまでを予定しています。

\本販売会は7月14日、盛況の中終了いたしました/

磐梯山サービスエリア上り線

所在地 〒969-3302 福島県耶麻郡磐梯町更科角間2498-5
営業時間 8:00-20:00
TEL 0242-63-0690
URL https://www.driveplaza.com/sapa/1440/1440041/1/shisetsu_service.html

obico 展示販売会
in仙台国際空港
【終了しました】

仙台空港国際便再開!welcome
日本の美「obico」をお魅せします

新型コロナウイルスの影響で、すべての定期便が運休していた仙台空港の国際線。

さみしかった仙台空港にこの春やっと活気が戻ってきました!

台湾からの定期便はコロナ前と同じく週7往復に拡大するなど念願の再開に地元の期待は高まっています。



東北の玄関口である仙台空港は、インバウンドの外国人旅行客に東北の魅力を伝える絶好の場所といえるでしょう。そんな仙台空港で、海外からのお客さまにおすすめすべく「obico」の展示販売会を行っています。

「obico」とは、日本が誇る文化のひとつ「着物」のカッコよさを世界に発信することをコンセプトに、代表の今野幸治さん、和裁デザイナー今野幸恵さんの、兄妹が立ち上げたブランドです。

押し入れに眠っている着物や帯を和裁の技術でアップサイクルしスタイリッシュなバッグや小物に生まれ変わらせます。エシカルでSDGsな商品、他にない自分だけの一点もの、文化や言葉の壁を超えた美しさは万国共通です。


今野さんのおすすめはオリジナルきもの帯バッグ「クロスボディバッグ」です

仙台国際空港は今後も国際線の再開、行動制限のない大型連休や夏休みでさらに多くの利用者が増えると予想しています。4月28日からは台湾に続き韓国便も再開することで、ますます仙台空港はにぎやかになるでしょう。

令和4年度「新商品/新サービス開発支援」記事はコチラ

Geisha&Co.「obico」

〒983-0817 仙台市宮城野区小田原山本丁101-17-1101
TEL 090-6683-7157
obicoについて:https://obico.jp/pages/about
ショップ:https://obico.jp/pages/shop
お問い合わせ:https://obico.jp/pages/contact

令和5年度
新商品/新サービス開発支援
参加企業募集!【募集は終了しました】

【最大80万円分の支援】
令和5年度 新商品/新サービス開発支援

コロナ禍を乗り越え、付加価値の高い新商品または新サービスの開発を行おうとする事業者を対象に、マーケッターやデザイナーなど複数の専門家によるチーム支援を実施します。

【支援内容】

■ 最大80万円分のリサーチ・デザイン費等の支援

リサーチ費、デザイン費、撮影費、食品分析費、弁理士費用など外部専門家等に支払う委託費を最大80万円事業団が負担します。

■ 支援チームによる支援

事業団のビジネス開発ディレクターをはじめ、各企業に合わせた支援チームを編成しリサーチ、企画開発、マーケティング、デザイン、フードコーディネート等を支援します。

■ リサーチからプロモーションまでの一貫した支援フロー

商品開発に必要なリサーチから、企画検討、マーケティング、プロモーション等を支援チームによる一貫した流れで支援を実施します。原則として、採択企業の課題に応じて下記から支援メニューを構成して実施します。

【詳細・お申込み】
詳しい支援内容とお申込みはコチラ

令和3年度「新商品/新サービス開発支援」のご報告

令和4年度「新商品/新サービス開発支援事業」のご報告

お問合せ先(事務局)
公益財団法人仙台市産業振興事業団
経営支援部 経営支援課
〒980-6107 仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階
TEL 022-724-1122
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