株式会社秋田まるごと加工
「秋田ふぐ白子ムース」
株式会社秋田まるごと加工は、仙台市産業振興事業団が主催する
第8回新東北みやげコンテストの受賞企業です。
秋田県が、ふぐの水揚げで国内10指に入ることを知っていますか?西日本のイメージが強いふぐ。実は秋田では年間160トンもの水揚げがあり、秋田港のある秋田市土崎地区は、「北限の天然ふぐ」の名産地なのです。春と秋の水揚げの際には、「ふぐ祭り」が行われ、参加するお店が腕を競います。そして、県内外からも大勢の人がこのおいしいふぐを目当てに土崎地区を訪れます。
そんな土崎地区で生まれた逸品が「秋田ふぐ白子ムース」。つくっているのは、ふぐの水産加工を行う「秋田まるごと加工」です。
商品開発をした代表取締役の畑中雄也さんは「昔から、日本海ではふぐが獲れるんです。とらふぐが3月からゴールデンウィークころまで。そこからまふぐ、ごまふぐが揚がって秋ごろまで。最近でこそ、うちでも量販店にふぐの刺身をいれるようになってはきましたが、実は地元ではあまり食べられてこなかったんです。首都圏で高値で取引されていて、地元のいいものが外に流れていってしまっていたんです」と教えてくれました。
写真:秋田ふぐのうま味が凝縮された絶品ムース
そんな秋田のふぐをもっともっと世に知らせたい!と畑中さんがつくったのが、ふぐを使った加工品の数々です。
畑中さんは「秋田県産のとらふぐと西日本のとらふぐは最大で25%うま味が違うんです。これはどうやら、海流が関係してしているらしく、秋田のふぐは海流が強いところで泳ぐので、成長は遅いけれど餌をその分長く食べるので、うま味成分が強いのではないかということでした」と教えてくれました。
写真:軽くトーストしたバゲットに白子ムースを塗るだけで、ワインにピッタリのおつまみに
そのうま味を存分に凝縮したのが「秋田白子ムース」です。秋田県産の天然ごまふぐととらふぐの白子をチーズと混ぜ、とらふぐなどの出汁で溶き、そこに秋田味噌や自家製のふぐの魚醤で味付け。コクがあってクリーミーで、絶品です。
写真:ジェノベーゼパスタに乗せて、少しずつ混ぜながら“味変”を楽しめます
「西日本では、ふぐの濁りをとって『ふく』と呼びます。そして、ハレの日の食事として食べるんです。なので、この商品も、週末のちょっといい食事や、日常を彩る商品として召し上がっていただきたいと思います。『白子のムース』をブルスケッタに乗せて召し上がっていただくと、ワインなんかのおともに最適ですよ」。
写真:ガスパチョに落として、クリーミーな仕上がりに
1000円ちょっとで食べれらるこの「秋田ふぐ白子ムース」は、いつもの食事をリッチな気持ちにしてくれます。なんともコスパのいいこのアイテムを、ぜひあなたの食卓にいかがですか?
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株式会社秋田まるごと加工
所在地 〒011-0941 秋田県秋田市土崎港北5-5-42
TEL 018-827-6883
FAX 018-857-2789
URL http://akita-fugu.com/