株式会社グリーディー
東北生まれのバスアメニティ誕生!

2024年3月18日

東北素材のアップサイクル
メディテーションアメニティ

「暮らす人を豊かに」をコンセプトに、アロマ・ハーブ・女性の感性で「人」「事業」「地域」の課題に取り組む株式会社グリーディー。ブランド「天然回帰~Feel Organic~」は、東北の豊かな天然素材と、そこに生きる人たちの思いを体験できるメディテーションアメニティです。第一弾として、2022年にアロマティック バスソルト【呼吸】【解放】をリリースし、大きな話題となりました。その「天然回帰」ブランドに、新たにホテルアメニティ用のシャンプー、コンディショナー、そしてボディーソープが加わり、メディア発表会が行われました。

グリーディーの代表である浜出理加さんは「自然と想いの循環こそがサステナブルの根幹だと私たちは考えています。当たり前のように捨てていたものの価値をつくり、もっと多くの人に知ってもらおうと、登米の米川生産森林組合さま、株式会社山大さま、そしてお茶のあさひ園さまのご協力をいただき、商品開発を行うことができました」と話します。

今回開発したのは、宮城県登米市産の杉の間伐材から抽出した精油からシャンプーとコンディショナー、石巻産の桃生茶の製茶後の端材を原料にボディーソープ。



間伐材は放置していると土砂災害発生時に一緒に崩れてしまい、被害が大きくなる可能性があるため、放置しておくことはできません。間伐材の有効利用は防災の上でも大きな課題でした。杉の間伐材の枝葉は、月に1回軽トラで山に入り回収したものを株式会社山大で粉砕し、その後自社で丁寧に蒸留して精油にします。株式会社山大の取締役社長である髙橋暢介さんは「今回のお話をいただいたときにとても共感しました。木の活用方法は住宅建材、紙などがメインですが、『見て触れる』以外になにかできないか、『香り』はどうだろう…と考えていたときに、ちょうど浜出さんからお電話をいただいて。ユーザーに山について知ってもらうことでよりよい山の整備につながるのではないかと期待しています」と話しました。



桃生茶の端材については、お茶のあさひ園で和紅茶に加工する際に出るお茶の繊維「ふわ」と茎の部分「棒」からエッセンスを抽出。お茶のあさひ園kitaha室長の日野朱夏さんは「私たちはいつも 『無駄なものは出したくない』と思いながらお茶をつくっているのですが、『ふわ』などはどうしても紅茶の雑味になってしまうため、取り除かざるを得ません。今回浜出さんからご連絡をいただき、本当にうれしかったです。グリーディーさんは土地の方々の想い、生産者に寄り添ってくれるし、何より代表である浜出さんの言葉が美しくて心が動くんです」と話してくれました。


写真左から、株式会社山大の髙橋さん、株式会社グリーディーの浜出さん、お茶のあさひ園の日野朱夏さん、工場長の日野優介さん


このシャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、4月から秋保にある温泉旅館「蘭亭」の特別室でアメニティとして使用されるほか、現在もさまざまな宿と商談が進んでいるそう。また、旅館の売店での販売やグリーディーのオンラインショップ、コンセプトショップでも販売予定とのこと。

浜出さんは「現代人はデジタルに晒されていて、押しが強い方が多い。私たちが『瞑想の時間を取ってね』と提唱しても、難しい方も多いでしょう。だったら、せめて髪や身体を洗う時間をそういう時間にしてほしいんです。男女問わずですが、とくにお疲れ気味の男性にこそ使っていただけたら」と、この商品に込めた想いを語ってくれました。

2024年3月29日まで、グリーディーではアップサイクルコスメの製造拠点をつくるべくクラウドファンディングでメディテーションアメニティの先行モニターや先行予約も可能です。ほかにも山の課題を学べるオンラインセミナーや和紅茶の淹れ方を体験できるセミナー、オリジナルの香水をつくれるオンラインセミナーなど、たくさんの返礼品が選べます。想いに共感した方は、ぜひ協賛しては?

株式会社グリーディー

所在地 〒980-0802 仙台市青葉区二日町17-22 TNER304
TEL 050-3395-1832
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