8月の東北地元ごはん
「三陸の海ごはん」
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石巻にある日和大橋のてっぺんに差し掛かると、海が見えてきます。
いつも青くおだやかで、まるで東北の海辺に住む人のよう。
海のそばにある市場や食堂に行けば、いつでも新鮮な海鮮丼や漁師飯を食べることができます。
でも、おひとりさまがつまらないと感じる時は、海の幸を持ち帰って料理を楽しみます。
特に大好きなほやの新鮮さにはこだわっているので、今日は新鮮なほやの旨みが凝縮された「ボイルほや」を。
刻んで薬味野菜とごはんに混ぜれば、潮の香りを思い出す一品になります。
きっと誰でも「おいしい!」と言ってくれる味になるはず!
週末遊びに来る友だちに、ごちそうしてみよう。
そして、一緒に海を見に行く計画を立てよう。
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ボイルほやは千切りにして少しだけ醤油をかけて和えておきます。
しその葉、ミョウガ、生姜はそれぞれ千切りにして、白ごま、ほやと一緒にごはんにさっくり混ぜ込み、海苔をふればできあがり。
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水で戻したワカメをごま油で炒めて醤油とみりんで味付けするとできあがり。
生姜の千切りを加えても◎。お弁当にもおすすめです。
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ゴーヤはタネを取りスライスして塩もみします。
そしてサバのオリーブオイル漬けと和えるとできあがり。
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料理教室「紫山のごはん会」主宰
フードクリエイター 佐藤千夏
2002年より創作料理の教室を自宅で開催、素材を活かしたシンプルなレシピとセンスあるテーブルコーディネートが話題に。ほかに商品開発やセミナー講師、料理写真スタイリングなどで活躍中。
HP http://www.mgohankai.info
撮影・デザイン/Pontic 渡邉樹恵子
女性らしさ、主婦的感覚を活かしたデザインを心がけています。 商品開発、パッケージ、撮影、販促ツール等、ワンストップで承ります。
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