株式会社武田の笹かまぼこ
ささかまディップ!
株式会社武田の笹かまぼこは、仙台市産業振興事業団が主催する
第9回新東北みやげコンテストの受賞企業です。
“塗る笹かま”という斬新なアイデアで、第9回新東北みやげコンテストで「お取り寄せ特別賞」を受賞した「ささかまディップ!」。開発したのは、常に新しいアイデアで笹かまぼこの食べ方を提案している、株式会社武田の笹かまぼこです。
開発のきっかけについて、代表取締役の武田武士さんは「もともと蔵王チーズを使用した笹かまはあったのですが、ワイン好きの社員から『クラッカーと一緒に食べられるような笹かまがほしい』といわれて、蔵王チーズさんに持ちかけてみたんです。弊社ではドライブイン事業も行っているのですが、コロナになって観光バスが来なくなった中で、そこに依存しない商品開発が急務でした。開発には1年半くらいかかって、途中、やっぱり無理かな…と思うこともありましたが、蔵王チーズさんのお力を借りて商品化することができました」と話します。
2020年の新東北みやげコンテストで最優秀賞を受賞した「Canささ」も、実はコロナがきっかけだったのだといいます。
「アイデア自体はあったんです。でも、その商品がなくてもやっていけていたこともあって、後回しにしてしまっていました。もしかしたらコロナがなかったら、笹かまだけを売っていたかもしれません。苦しいときにこそ、いろいろなアイデアが降ってくるものだと思いました」。
ところで、この「ささかまディップ!」は、伝統の石臼製法と塩釜の地酒「浦霞」を使って練り上げた焼く直前のすり身を急速冷凍、そのすり身を蔵王チーズで解凍してフレッシュクリームチーズを混ぜ合わせて殺菌加工したもの。笹かまの味わいがマッチした逸品です。そのままで食べてもアレンジしてもおいしくいただけます。
武田さんは「クラッカーや野菜をディップしてもおいしいのですが、おすすめはトースト。パンに塗ってトーストすると、より笹かまの風味があがります。すり身でたんぱく質も取れるので、朝食にぴったりですよ」と教えてくれました。
写真:「ささかまディップ!」を牛乳に溶いて塩コショウを加えてソースに。白身魚のソテーとの相性抜群!
「笹かまはおみやげ需要で闘っている商品ですが、日常の食卓でも楽しめる商品をつくっていかないといけないと考えています。当社の理念は『私たちはもう一度逢いたくなる感動のものづくりをします。』なのですが、それに向かっていく使命としていろいろな企業さまと協業しています。この商品も食べたときに僕自身が『あ、おいしい!』ってうれしくなったんですよ。これからも食卓を笑顔にする商品をつくっていきたいですね」。
写真:みじん切りしたにんにくをオリーブオイルで温め、「ささかまディップ!」を加えてバーニャカウダ風に。ワインともぴったり
写真:フランスパンに「ささかまディップ!」とエビ、アボカドを挟んでサンドイッチに。休日のブランチにいかが?
いろいろなアレンジがきく「ささかまディップ!」をはじめとするバラエティー豊かな笹かま商品で、武田の笹かまぼこは日本の食卓に笑顔とたくさんの「おいしいっ!」を届けていくのです。
武田さんの経営者としての道のりは、Yahoo!ニュースでご紹介しています。ぜひご覧ください。
株式会社武田の笹かまぼこ
所在地 〒985-0015 宮城県塩釜市港町2丁目15-31
TEL 022-366-3355
URL https://www.takesasa.com/