ホテルメトロポリタン仙台イーストから、 香りのおもてなし誕生

2017年12月21日

|ホテルのコンセプトを香りで表現

2017年6月、仙台駅に東北のゲートウェイとしてオープンした「ホテルメトロポリタン仙台イースト」。 「東北六感 SENSE OF TOHOKU」をコンセプトに、東北ならではのおもてなしを目指しています。東北六感とは、6つの「○○感」を表現しています。

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<東北六感>
①ホテルへと向かう「期待感」
②土地の魅力である「風土感」
③お客様に寄り添う「まごころ感」
④スタイリッシュなホテルで味わう「非日常感」
⑤メトロポリタンブランドの「安心感」
⑥お客様とこれからもつながり続ける「予感」

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3階ロビーは青森の奥入瀬をイメージ

3階エントランスよりホテルに入ると、ふわり、と爽やかな香りが鼻をくすぐります。この香りこそが、「東北六感 SENSE OF TOHOKU」を表現したオリジナルアロマです。 このアロマの香りを考案したのは、アロマブランドデザイナーとして、アロマデザインやアロマを使った企業ブランディングを手がけている浜出理加さん。コンセプトの考案に携わった、ホテルメトロポリタン仙台の女性スタッフ武田あやさん、小島由佳子さんと共にお話を伺いました。


|スタッフ自らが、コンセプトを考案

「ホテルメトロポリタン仙台イースト」の開業にあたって、社内スタッフによるプロジェクトを立ち上げました。そこでは「どのようなホテルにしていきたいか」「お客様へのホスピタリティはどう表現するか」などについてメンバー自らが考え、実践していこうと取り組んできました。

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(左から)小島由佳子さん、浜出理加さん、武田あやさん

武田あやさん:さまざまな職種のスタッフにヒアリングを行い、お客様のチェックインからチェックアウトまでのストーリーを考えました。それが、「東北六感 SENSE OF TOHOKU」。 香りは記憶と直結しますから、お客様がまたここに来てくださったときに「帰ってきた」と思っていただけるよう、エントランスに香りのおもてなしをしたいと思いました。ただ、人工的な香りはコンセプトに合わないような気がしました。そこで、精油を使った香りをつくりたいと浜出さんに相談したんです。


|旅先の香りを持ち帰る―

こうしてプロジェクトメンバーは、浜出さんに香りのデザインを依頼することとなります。 そして、青森ヒバなど4種のアロマをブレンドしたこのオリジナルの香りは、宿泊者専用ラウンジと3階メインエントランスの他に3階、4階の化粧室に設置されました。

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青森の津軽びいどろを使用(4階化粧室)

浜出さん:青森の奥入瀬をイメージした空間に、どっしりとした東北の大地、そして雪の下に待っている春を表現しました。
小島さん:お客様からもとても好評です。すぐに「販売はしていないのですか。」とお問い合わせをいただきましたので、当ホテルのオリジナルグッズとしてディフューザーを販売させていただくことになりました。

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ホテルメトロポリタン仙台イースト フロントにて購入可能

旅先の思い出の香りを自宅に持ち帰るなんて、とても贅沢なおみやげ。今後、この「SENSE OF TOHOKU」が、日本のあちこちで香ったら、素敵だと思いませんか。


ホテルメトロポリタン仙台イースト

住所:宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
TEL:022-268-2525(代表)
URL:https://east-sendai.metropolitan.jp/

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株式会社グリーディー 浜出 理加

17年間女性下着メーカー「ピーチ・ジョン」にて商品企画をはじめ、マーケティングを担当。2017年独立後、ホテルメトロポリタン仙台イーストの香りデザインをプロデュース。 他にも三陸石鹸工房KURIYAのブランドアドバイザーとして商品開発をはじめ多数実績あり。 自身も手作り石けんやアロマデザイン、オイル美容のワークショップを開催している。
URL:https://www.greedyweb.com/

浜出さんプロフィール