私は日本で働く夢をずっと持っていました。台湾のインターナショナルプリスクールで働いた頃にも、海外で中国語を教えるために中国語講師の養成講座を受講しました。一度日本でのワーキングホリデーピザを取りましたが、その年に東日本大震災が起きてしまい、やむを得ず来日は中止しました。
しかし、どうしても夢を諦めきれず、10年間務めたプリスクールを退職。知人の紹介によって沖縄の保育園と児童館等で長期インターシップを経験した後、台北で開催されたジョブフェアで現在の勤め先に出会い、2019年8月に入社しました。

子供の天真爛漫なところが大好き！素直なフイードバックをくれる子供の姿が仕事のモチベーションの一つとなっています。最近、園の子供に覚えたての中国語で「你是我的女朋友（君は僕の彼女だ）」と言われてすごく嬉しかった！その上、子供への外国語教育を通じて日本と台湾の文化交流に役に立ちたいという気持ちも仕事へのモチベーションにつながっています。

私の場合だと、申請から就労ビザの許可が下りるまで3か月もかかりました。その間、まずインターネットで在仙台湾人コミュニティのFBを見つけ、SNSを通じて現地情報をいろいろ教えてもらいました。また、今後は長期海外滞在となるため、台湾の国民保険の一時停止手続もしました。自分の経験から、日本就職を検討している人は事前に大学の卒業証明書と在職証明書を手元に用意すべきことも分かりました。

日本の職場では台湾より礼節を重んじています。例えば、職場の同僚に感謝の気持ちを表すため休み明けに手土産を配る習慣があります。また、日本の職場では「みんなと同じ」を良しとする文化が根強く、「人と違って目立つ」ことを避ける傾向があります。そのせいか、日本の職場で同僚と打ち合わせをする時、誰も率直に自分の意見を言わないため結論が出るまでに時間がかかります。台湾人の会議では、みんなストレートに自分の意見を言うので、物事の決断が日本人より早い気がします。

まず日本の会社は休みが多い！年間120日の休日があります！台湾より休みが多いです。実は日本への就職活動をしていた時、保育園で中国語を教える仕事を目指していたので、特別仙台を狙っていたわけではなかったです（笑）いまの会社とご縁があって仙台に来てみたら、大都会よりここの生活のほうが気に入りました！仙台は都会と田舎のバランスが取れた地域。都会の利便性と田舎の豊かな自然が融合しているいい所です。また、私の地元では一年中サンダル姿の人が多く、たまに仙台の街でサンダルを履いている方を見かけると、自分が台湾にいるような気がします（笑）

一人で生活できる力や行動力を持つ人、また孤独に強い人なら、海外の一人暮らしでも楽しく過ごせます。それに現地と台湾との文化の違いを受け入れることも大事です。

自身のキャリアアップのために、日本の保育士資格取得を目指しています。平日の夜や週末を使って勉強しています！

東北の四季ははっきりしているので、春は桜の花見、秋は紅葉狩り、冬は雪遊び、夏は七夕まつりなど、季節ごとのイベントをたくさん楽しめます。

世界は広い！やりたいことがあればすぐ行動しましょう。Enjoy the world, no matter where you are!