電力の地産地消で、
エコでレジリエントな社会を目指すマイクログリッド
産学連携セミナー「寺子屋せんだい」は地域企業の技術者に向けたサロン形式のセミナーです。各分野の最前線を走る先生方がテーマに沿って分かりやすくお話しします。
今回のセミナーでは、東北大学 災害科学国際研究所 レジリエントEICT研究推進オフィス 学術研究員の山田 博仁 氏をお招きして、「電力の地産地消で、エコでレジリエントな社会を目指すマイクログリッド」をテーマに講義いただきます。
山田先生は、NEC(日本電気株式会社)で主に光ファイバー通信用半導体レーザの研究に従事され、2006年7月から東北大学大学院工学研究科の教授に着任し、フォトニックデバイスや光集積回路の教育・研究に従事(2024年3月に東北大学を定年退職)されていましたが、2011年の東日本大震災で被災されてからは太陽光発電による電力を蓄電して利用する研究にも着手される様になりました。現在も東北大学でそれら研究を継続し、山田先生が提案している独自の直流マイクログリッド構成法等について分かりやすくお話しいただきます。ぜひお気軽にご参加ください。
【ご参考】
山田 博仁 学術研究員(東北大学 災害科学国際研究所)
東北大学 災害科学国際研究所ホームページ
\このセミナーはこんな方におすすめです!/
- マイクログリッドが注目された背景や現在の状況を知りたい方
- 地域・自社・業務にマイクログリッドを活かしたい方
- グリーンエネルギーを活用したマイクログリッドに関する研究動向を知りたい方
主催
公益財団法人仙台市産業振興事業団
日時
2024年8月21日(水) 16時00分~17時30分
(1時間程度の講演終了後、先生方を交えた名刺交換会を行います)
会場
公益財団法人仙台市産業振興事業団 会議室A(仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階)
講師
山田 博仁(やまだ ひろひと)氏
東北大学 災害科学国際研究所 レジリエントEICT研究推進オフィス 学術研究員
【略歴】
1981年 | 金沢大学 工学部 電子工学科卒 |
1987年 | 東北大学 大学院工学研究科 博士課程修了(工学博士) 同年、NEC入社。光エレクトロニクス研究所にて、通信用長波長半導体レーザの研究開発に従事。 |
1991年 | 関西エレクトロニクス研究所に異動。加入者系光通信用レーザの研究開発に従事。 |
1997年~1998年 | NEC北米研究所(プリンストン)に出向。次世代半導体レーザの基礎研究に従事。 |
1998年 | 光・超高周波デバイス研究所(筑波)に異動。研究マネージメントに従事。その後、基礎・環境研究所(筑波)にて、主任研究員としてフォトニック結晶やSi細線導波路素子の研究に従事し、NEDOフォトニックネットワークデバイス技術の開発プロジェクト(2002年~2006年)では、光協会に出向し、サブリーダーとしてNECチームの研究を率いた。 |
2006年6月 | NECを退社。同7月から、東北大学 大学院工学研究科 電気・通信工学専攻 教授に着任。フォトニックデバイスや光集積回路の教育・研究に従事。 |
2024年3月 | 東北大学を定年退職。同4月より現職。 |
セミナー概要
電力の地産地消で、エコでレジリエントな社会を目指すマイクログリッド
近年、マイクログリッドという言葉をよく耳にしますが、その目的も構成も実に様々です。既存の交流電力系統網との連系を重視する交流マイクログリッド、主に直流の再エネ発電(太陽光発電や風力発電)との相性を重視する直流マイクログリッドなど、その目的、構成要素、規模も様々です。このセミナーではまず、マイクログリッドとはどの様なものかについて解説し、その構成方式、各地で行われている実証実験についていくつか紹介します。その上で、我々が提案している独自の直流マイクログリッド構成法について述べ、その動作について、研究成果を交えて紹介します。
参加費
無料
定員
20名
申込方法
募集終了しました
お問い合わせ
公益財団法人仙台市産業振興事業団
成長促進部 開発支援課
〒980-6107 仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階
TEL:022-724-1116
E-mail:sanren@siip.city.sendai.jp