ロボットをつくる ~メカトロ開発への数学ちょっと足し~
産学連携セミナー「寺子屋せんだい」は地域企業の技術者に向けたサロン形式のセミナーです。各分野の最前線を走る先生方がテーマに沿って分かりやすくお話しします。
今回のセミナーでは仙台市地域連携フェローである、東北学院大学工学部機械知能工学科 教授 熊谷正朗氏をお招きして、「ロボットをつくる ~メカトロ開発への数学ちょっと足し~」をテーマに講義いただきます。
仙台市地域連携フェローとしての長年の活動を通じて、ロボット、メカトロに関するお話をわかりやすく紐解いていきます。ぜひお気軽にご参加ください。
対象者
\このセミナーはこんな方におすすめです!/
- ロボットについてあらためて学びたい方
- ロボットやメカトロ、組込みソフトウェアについて興味を持たれる企業の方、技術者の方
- 今後の事業にロボット技術を活かしたいと考えている企業の方
主催
公益財団法人仙台市産業振興事業団
日時
2021年8月24日(火) 15時00分~16時30分
開催方法
Web会議システム「Zoom」によるオンライン開催
※ご自宅や勤務先等でご受講いただきます。受講に必要なパソコンやスマートフォン、インターネット通信環境等につきましては受講者の皆様にご準備いただきます。
講師
熊谷 正朗(くまがい まさあき)氏
仙台市地域連携フェロー
東北学院大学工学部機械知能工学科 教授
【略歴】
平成12年東北大学大学院工学研究科博士課程後期3年の課程を修了。東北大学助手、東北学院大学工学部講師、助教授、准教授を経て平成25年より教授。平成20年4月フェロー就任。平成21年9月~翌8月米カーネギーメロン大学在外研究。10月よりフェロー復帰。
セミナー概要
地域連携フェローの御用聞き訪問でおじゃました、とあるメカトロ系の企業さんで「うちもロボットをつくって売ってみたいのだけど」とご相談頂いたことがあります。
それが「ロボットとはなにか」を考えるスタートになりました。
全自動洗濯機はロボットではないのに、掃除ロボットはなぜロボットなのか。
生産設備に腕型の産業用ロボットを組み込むけど、その設備はロボットと言わない気がする。
ロボットなのか、ただのメカトロ(コンピュータ制御機械)なのか、という境界にはさまざまな説があり、「ロボットとは単なるネーミング(そう呼ぶかどうかだけ)」という説も、あんがい現状を説明できています。
しかし、それとともに「ロボットっぽさ」の境界には「複数のモータの数学的連動回転」があるのも事実なのです。
この講演では、フェロー活動を背景として、地域の企業さん、技術者の方が、メカトロ屋になり、ロボット屋になるためのヒントを、開発事例やメカトロセミナーを交えながら紹介してみようと思います。
※なお、この講演は「数学の講演」ではないので、ご安心ください。
※※ちょっとです。ちょっとだけです。
参加費
無料
定員
40名(先着順)
申込方法
受付を終了しました。たくさんのお申込みありがとうございました。
お問い合わせ
公益財団法人仙台市産業振興事業団
経営支援部 経営支援課 担当:菊田・山本
TEL : 022-724-1122 FAX : 022-715-8205
E-mail:keieishien@siip.city.sendai.jp