古くて新しい静電気の話
~帯電・除電の仕組みとその応用技術~
産学連携セミナー「寺子屋せんだい」は地域企業の技術者に向けたサロン形式のセミナーです。各分野の最前線を走る先生方がテーマに沿って分かりやすくお話しします。
今回のセミナーでは、山形大学 学術研究院 理工学研究科主担当 准教授の杉本 俊之 氏をお招きして、「古くて新しい静電気の話 ~帯電・除電の仕組みとその応用技術~」をテーマに講義いただきます。
杉本先生は、静電気工学の研究に従事されており、静電気現象は古くから知られていますが、その詳細な物理現象は現在でも未解明な部分が多く残されていて地道な研究が続いています。一方、ものづくりの現場では、静電気に起因する不具合や事故が無くなっておらず、賢い静電気対策が必要とされています。本セミナーでは、まず、製造現場で問題となっている様々な静電気現象を概観するとともに、静電気の測定法や除電等による静電気対策等について分かりやすくお話しいただきます。ぜひお気軽にご参加ください。
【ご参考】
杉本 俊之 准教授(山形大学 学術研究院 理工学研究科主担当)
山形大学 杉本俊之研究室ホームページ
\このセミナーはこんな方におすすめです!/
- 静電気対策でお困りの方
- 静電気発生の仕組みとその対策について関心をお持ちの方
- 山形大学(学術研究院 理工学研究科)に関心をお持ちの方
主催
公益財団法人仙台市産業振興事業団
日時
2024年9月20日(金) 15時00分~16時30分(※開催時間がいつもと異なります)
(1時間程度の講演終了後、先生方を交えた名刺交換会を行います)
会場
公益財団法人仙台市産業振興事業団 会議室A(仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階)
講師
杉本 俊之(すぎもと としゆき)氏
山形大学 学術研究院 理工学研究科主担当 准教授
山形大学 科学技術・イノベーション機構 研究・産学連携推進本部 副本部長兼務
【略歴】
1996年 | 山形大学工学部 助手 |
2000年9月~2001年8月 | 米国ボストン大学 客員研究員 |
2004年 | 山形大学地域共同研究センター 専任助教授 |
2007年 | 山形大学学術研究院 理工学研究科主担当 准教授 現在に至る |
2019年 | 山形大学国際事業化研究センター 副センター長兼務 |
2023年 | 山形大学研究・産学連携推進本部 副本部長兼務 |
セミナー概要
古くて新しい静電気の話 ~帯電・除電の仕組みとその応用技術~
静電気現象は古くから知られていますが、その詳細な物理現象は現在でも未解明な部分が多く残されていて地道な研究が続いています。一方、ものづくりの現場では、静電気に起因する不具合や事故が無くなっておらず、賢い静電気対策が必要とされています。本セミナーでは、まず、製造現場で問題となっている様々な静電気現象を概観するとともに、静電気の測定法や除電等による静電気対策について解説します。
次に、この様な測定技術・除電技術を使って杉本先生が開発した新しいセンサーの概要とその応用例に関して説明します。このセンサーは物体の電気抵抗(高抵抗領域)を非接触で測定するものであり、例えば樹脂材料表面の改質状態、汚損状態、劣化状態等を数値化する事が出来ます。事例として、送電鉄塔や長大橋等のインフラ塗膜の劣化度評価についてお話しますが、他にも多くの現場で活用する事が出来る可能性がありますので、ご参加の皆様とも意見交換をさせて頂ければと考えています。
参加費
無料
定員
20名(先着)
申込方法
募集終了しました
お問い合わせ
公益財団法人仙台市産業振興事業団
成長促進部 開発支援課
〒980-6107 仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階
TEL:022-724-1116
E-mail:sanren@siip.city.sendai.jp