仙台市の産業は、第3次産業が総生産額の約8割以上を占めており、なかでもIT関連産業が集積するとともに、多くの大企業が拠点を設置しています。また2023年度の次世代放射光施設の完成により、多くの最先端研究開発拠点の集積が期待されます。
青森市や弘前市を中心とする「津軽地域」では、電子デバイスや情報通信、光技術関連企業が集積しているほか、食品産業が盛んなことから、大学との連携による医療・健康福祉機器をはじめとした新たな産業創出に取り組んでいます。「八戸市」を中心とした「県南・下北地域」では、基礎素材型産業、半導体製造装置、情報通信機器、自動車、ソフトウェア産業などが集積しているほか、新エネルギー関連産業等の集積や新技術・新産業の創出に取り組んでいます。
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「県央エリア」小売、サービス業の比率も高く、IT産業、卸売、運送業が盛んです。「県南エリア」自動車関連産業・半導体関連産業を中心とする製造業が集積しています。「県北エリア」農業、畜産業、林業、漁業など、自然を相手にする産業が多くあります。「沿岸エリア」海側は漁業や水産加工業、山側は農業や林業、畜産業・酪農業が多く、自然の恵みとともにある暮らしが根付いています。
宮城県は、全国有数の水揚げ高を誇る漁港周辺の水産加工業、高度成長期に進出・成長した電子部品製造業を基幹業種として発展してきました。また、平成23年には自動車の完成車組立工場が立地したことにより、近年は自動車関連企業の集積が進んでいます。産業振興によって経済基盤を強固に構築し、競争力のある産業の集積を促進することにより県経済の成長をけん引しています。
秋田の製造業は、電子デバイス産業の集積が特徴的で、県や企業、大学などが連携した自動車産業や航空機産業の拠点形成にも力を入れています。また風力・地熱などの再生可能エネルギーによるエネルギー供給基地の形成や、先端技術の活用促進に向けてICT人材の育成にも取り組んでおります。
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時代のニーズとともに進化することで、高品質・高精度で裾野の広い技術が集積しています。自動車部品、航空機部品、産業用機械部品やパソコン、スマートフォン、食品、医療品など幅広い分野で企業が立地しています。経済産業省・中小企業庁で選定するはばたく中小企業・小規模事業者300社等には、9年間で52社と東北トップクラスの選定数を誇り、高度な“ものづくり技術”が認められています。
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福島県の産業構造は、付加価値構成比、従業者構成比ともに製造業が大きな構成比を占めており、全国の産業構成比と比較しても割合が大きく、製造品出荷額等については東北第1位を誇ります。会津地方は半導体関連産業を中心に、中通りは電気・機械産業を中心に、浜通りは輸送用機械関連産業と化学工業を中心に集積が進むエリアです。
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