新商品/新サービス開発支援
ポッケの森/ひとくち玉子クッキー「コッコボール」

ころんとしたフォルムがかわいらしい「ひとくち玉子クッキー『コッコボール』」。この商品を開発したポッケの森は、障害福祉サービス(障害者就労支援事業)の菓子製造部門です。
開発責任者である星野幸さんは、「新商品開発するにあたって、専門的なアドバイスを受けたいなというふうに思っていたところ、たまたまホームページで拝見しました。一般的な公募を見て、応募しました」と、そのきっかけを話してくれました。
そんな星野幸さんをサポートしたのは…
《仙台市産業振興事業団 ビジネス開発ディレクター》
大志田典明:マーケティングプロデューサー
《外部専門家》
工藤拓也:コピーライター
倉茂麻子:デザイナー・フォトグラファー
※敬称略
実はその前年、県の事業で宮城を代表するブランド卵「竹鶏たまご」を使った総菜の開発を行って試食会を行った際、アンケートで試食アンケートの結果、「惣菜だけでなく『竹鶏たまご』を使ったスイーツが欲しいとの要望があったそう。特に30、40代女性からは「子どもだけでなく大人も楽しめるフレーバー」にニーズがあることが判明。
星野さんは「ただ卵を使ったお菓子ではなく、特徴的な商品開発ができればいいな、と。どちらかというとお子さん向けというよりは、30、40代の自然派志向のちょっとこだわってる方に手に取ってもらえそうなものがいいかなとぼんやり考えながらスタートしました」
商品開発を進めていく中で、うれしい発見も。
「甘さを引くために塩をいれたら、お酒にも合いそうだねっていう展開になりました。タマゴボーロって、何となく赤ちゃんや高齢者の方が食べるイメージだったので、大人向けにできたね、と。大きさも一口サイズよりちょっとだけ大きめにして、食感も寒梅粉を使ってカリッと仕上げています。いろいろな楽しみ方の提案ができたらいいなと思います」
そして、仙台市産業振興事業団の専門家チームと組んだことで生まれた、ユニークでおいしい「ひとくち玉子クッキー『コッコボール』」。
星野さんは、「お菓子づくりってグラム単位で試作するすごく細かい作業で、自分たちで試食を重ねていくと分からなくなっちゃうんですよ(笑)。素材がシンプルなだけに、なかなか客観的に商品として捉えることができなくて。今回、プレーンだけでなくてソルティーができて、グリーンティーには桃生茶という地元の素材と合わせることができたのも、専門家のみなさんのアドバイスやアイデアがあったから。販促ツールもとても素敵なキャッチコピーやネーミングをいただけて、感謝しています」と。
3つの味の「こっこボール」は、ポッケの森に隣接する「森のレストラン」や移動販売「ポッケ車」で購入することが可能です。

[支援商品一覧]
・KEYAKI COFFEE/KEYAKI CHEESE BAKE「ずんだ」
・ちゅんちゅん堂/仙台娘すずめモナカ
・PUDDINONO/PUDDINONO(プリノノ)セレクトBOX~豊潤とろうまリッチプリン・仙台はちみつジュレプリン・仙台塩ずんだクラッシュプリン~
・AITTA/nonobi ジビエレザーと和布のラウンドファスナーウォレット
※商品記事は後日公開いたします。