キビソ手織りのブックカバー
藤沢周平ゆかりの地で生まれた、読書グッズ
「隠し剣シリーズ」など、珠玉の時代小説を遺した作家・藤沢周平。その藤沢の出身地である、山形県鶴岡市には、全国からファンが訪れ、ゆかりの地を訪ね、歩き、楽しんでいます。そんな藤沢ゆかりの地で本に関する土産品を、と開発されたのが、このブックカバーです。繭から生糸を取り出す際に出る副産物であるキビソを利用し、従来の絹織物とはイメージの異なる素朴な手触りを生かしました。熟練の職人による手作りでわずかしか生産できないため、希少アイテムとなっています。
北限の絹産地の産業を守り続ける
時代をさかのぼること江戸時代-。庄内藩9代藩主が奨励したことで家内工業として、鶴岡では養蚕と手機技術が広がっていきました。以来、日本の絹産地の北限として地場産業としての「鶴織」の育成に尽力してきたのが、鶴岡織物工業協同組合です。蚕が繭を作る時、はじめにだす糸であるキビソを普及させるため「kibiso」としてブランドデビューさせています。
- 新東北みやげコンテスト
- 第7回(2020年)/入賞
鶴岡織物工業協同組合
- 所在地:〒997-0017 山形県鶴岡市大宝寺字日本国223-5
- TEL:0235-22-0507
- URL:https://kibiso.jp/
- 担当者:梅木 恵美子