メリーメリークリスマスランドとムーミンのお話

2024年11月18日

世界中で愛される、ムーミンとその仲間たち

フィンランドの人気キャラクター「ムーミン」が、2025年に80周年を迎えるにあたり、台湾の人気通販サイトPinkoi(ピンコイ)が、オリジナルコラボレーション商品「Pinkoi×Moomin」を販売しています。
この企画は、Pinkoiがムーミンをあしらったオリジナルグッズのアイデアを世界中のクリエイターに呼びかけて実現。20社程度の狭き門の中採用されたのが、仙台を拠点に活躍するイラストレーター・泉友子さんが主宰する「メリーメリークリスマスランド」です。


写真:「メリーメリークリスマスランド」を主宰するイラストレーターの泉友子さん


「2024年8月から2025年9月までの期間限定で、ムーミンの80周年をお祝いするアイテムをつくりましょうという趣旨で公募があったんです。日本から、そして仙台・宮城からの応募なので、日本っぽい、そして宮城っぽいもの…ということで、折り紙とこけしを提案しました。また、『マッチ箱クリップ』などで一緒にグッズをつくってきた佐々木印刷所さんにご協力いただいて、ペーパークリップも制作しました」と、泉さん。

ムーミンこけしの木地を制作したのは、「にゃんこけし」の作者でもある木工造形家の阿部浩秋さん(うらにわあとりえ)。阿部さんがひとつひとつ丁寧にひいた木地に、泉さんが絵付けを施します。ムーミントロール、スナフキン、リトルミィ、そしてムーミン谷の住人たちから恐れられる魔物・モランが、なんともかわいらしいこけしになりました。


写真:折った後の図柄の出方も楽しみなムーミンの折り紙


ムーミンの折り紙は、ムーミンのパターン柄から6種類をピックアップ。
折り紙として使うのはもちろん、メモ用紙やお手紙を書いても気分が上がりそう。
「本当は和紙の方が日本っぽいとは思ったんですけれど、やはり台湾の方は折り紙といってもピンと来ないかもしれないので、文字が書きやすい上質紙を選んだんです」


写真:10種類のデザインのクリップ。かわいくて、何に使うか迷ってしまいそう…


ペーパークリップは、ムーミントロールのほか、ガールフレンドのスノークのおじょうさん、スニフといったキャラクターに加え、ムーミンの青い家まで10種類が可愛らしいマッチ箱に入っています。
「外箱は、ムーミンの絵本の絵を使っているんです。絵本からキャラクターが飛び出したようになっています。ブックマークにしたり、お手紙やメモにつけたりしてもかわいいです。紙製品ではありますが、丈夫で何度でも使えるので、いろいろな方に手にしていただけるとうれしいですね」と、泉さんは笑います。


これらの商品は、台湾の通販サイトPinkoiでのみの販売。
気になる方は、ぜひサイトをのぞいてみてくださいね。


メリーメリークリスマスランドのサイトでは、泉さんのオリジナルこけしなどを販売中。
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