東北の新しいお酒特集!

おいしいお酒を、たのしく吞みたい
米どころであることから、たくさんのおいしい日本酒が楽しめる東北地方。しかし最近では、日本酒以外にもおいしいお酒が続々誕生しているのを知っていますか? この記事では編集部が厳選した、一口含めば幸せ気分になる、新しくておいしいお酒を紹介します。

宮城県産の苺と紅茶を使用した、無香料・無着色の天然原料のみのナチュラルな味わいが特徴のフルーツティーリキュール。石巻産の紅茶をじっくりとアルコールに漬け込み、チェリーやムスクのような独特の風味に仕上げた後で、苺の果汁をたっぷりと加えました。苺は一粒ずつ丁寧に低温で圧搾し、芳醇な香りを逃すことなく凝縮させています。 カクテルや宅飲みのちょっぴりリッチなリキュールやデザートドリンクとして召し上がれ。


秋田県湯沢市の稲庭うどんメーカー「稲庭うどん 小川」が、地元ブルワリー「羽後麦酒」とコラボレーションして開発したユニークなクラフトビール。製造過程で出てしまう稲庭うどんの端材を利用し、ほんのり塩味を感じるビールに仕上げました。すっきりした飲み口でどんな料理とも合うので、食中酒にぴったり。また、お休み前のリラックスタイムにナッツなどと一緒に楽しむのもおすすめです。


2010年に設立された、間伐材を活用することで森林の再生を促すための割り箸会社が1845年創業の老舗である四家酒造店と共同開発したのが、この「ちゅ~ちゅ~又兵衛 瞬酔」。100%福島県産のヒノキ間伐材を使用した枡とストローに、ヒノキの香りと相性の良い純米酒である「又兵衛純米酒いわき郷」を組み合わせました。しっかりとしたうま味とすっきりとした酸味を楽しんでください。


地元特産“鳥海リンドウ”の花から採取した酵母で仕込んだお酒。酒母を生酛造りとし、特徴ある酸味が。仕込み水は鳥海山の伏流水、原料米は天寿酒米研究会で契約栽培された「酒こまち」を100%使用。「地元でできる最高の酒」を目指し、地元にとことんこだわって醸しています。冷では豊かな酸味が、燗にすると柔らかなうまみ味が増します。さまざまな温度帯で味わいが変化し、マッチングする料理の幅が広いのも特徴です。


米の糖分を極限まで純粋に発酵させて生まれたうま味のある大辛口。甘口や辛口の目安となる日本酒度は、±0が甘口と辛口の中央値。最近の日本酒は概ね+1~5という中、この「福島一辛口 いち」は日本酒度+22度でアルコール度数も19度と高め。おすすめの飲み方は、ゆっくり氷を溶かしながら楽しむオンザロック。辛さの中にもうま味をしっかり感じることができます。


山形県酒田市の沖合いに浮かぶ飛島で「幻のいも」と呼ばれるのが、甘み豊かでホクホクした食感の「ごどいも」(男爵いも)。島の外にはほとんど出ることのないこの「幻のいも」であるごどいもと鳥海山の湧水、そして肥沃な庄内平野で収穫された庄内米を蒸留所へ送って製造したのが、この「ごどいも焼酎 飛島」。ごどいものふわりとした優しい甘さが味わえます。
